lamps drop

２００６年の正月明けから取り掛かった、鶏舎をロフトとアトリエにする改築工事は
予定を大幅に超えて、２００７年４月末までかかってしまった。
改築予算が１０万しかない中での無謀な出発だったかもしれない。
廃材やもらい集めた材料を、スタッフのＹさんと二人で、知恵を搾りに搾って敢行した。
途中、苦労を見かねた仲間たちが、寄付やカンパや材料提供などを申し出てくれ、
綱渡りさながらの一年四ヶ月であった。
特に感謝しなければならないのは、大工のＴＥＴＳＵＯさんと棟梁である。
忙しい中を、月に一度は駆けつけてくれた。
おまけに現場で余った材料を沢山持ってきてくれる。嫌な顔をせず、そこにあるもので
考えて工夫してくれる。本当に有難い腕のいい大工さんであった。